第58回定期大会    新役員体制確立!                                                           労供事業拡充へ運動方針の全力展開を確認!

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去る11月17日(日)午前10時、全水道会館4階の大会議室、司会の草苅副委員長が開会の挨拶を行って第58回定期大会が始まった。司会から議長の選出を諮ったところ、羽山和成、堀内孝泰両代議員を推薦し、満場一致で確認した。登壇した両議長の内、堀内議長から「第58回大会議長という重責を精一杯させていただきます。初めての議長役ということで緊張していますが、大会議事運営規定に沿って議事運営委員会と代議員各位のご協力を得て、本大会の成功に寄与できればと思います。よろしくお願いいたします。」と挨拶があり、大会書記の任命に移り、松島執行委員と佐藤収執行委員が承認された。続いて資格審査・議事運営委委員には、青木隆、斉藤和久、塩田逸郎、薗田文夫、根間岩男、浦田司西支部長が選出された。

最初に宮田政執行委員長から「去年から1年間のあいだに民主党政権から自公政権に変わりました。巷間伝えられているアベノミクスがどこまでわれわれの生活にいい影響を与えてくれるか、まだまだこの先だと思います。そして、2年8か月たちました。大震災、そして福島の事故、原発の事故ですね。これもまだまだ終息に至っておりません。とりわけ福島においては、何十万人という方々が自分の土地を離れて家族も別々に暮らしているという状況です。まず、こういうことをやはりこの政権がきちっとやらなきゃだめだ、私はそう思います。

今回の大会では私たちの明日からのことをきちっと決めるべく皆さんのご審議をよろしくお願いしたいと思います。」と挨拶。  宮田委員長の挨拶を受けて、篠﨑庄平新運転中央本部執行委員長、杉浦賢次連合東京事務局長、米田易憲東京交運労協議長、根本義弘自運労委員長、河野達男新宿区議の皆様から来賓の挨拶を頂いた。ご来賓の退席後、寄せられた激電・メッセ-ジ51通の内、東京労福協と池尻成二練馬区議の二通を司会が読みあげ、満場の拍手で感謝を表明した。続いて、浦田資格審査.議事運営委員長から、代議員定数77名中73名出席、大会は成立と報告。続けて大会日程と動議提出は書面にて昼食休憇時間中との提案が為され満場の拍手で承認された。                大会表彰は、479名の無事故、無違反優良組合員を代表して、30年表彰の北支部の金丸常巳組合員に代理で斉藤代議員に委員長から表彰状が送られた。 そして議事に入り、最初に2013年度経過報告と決算報告が太田書記長から為され、引き続き2013年度の会計監査報告を掛川岱一会計監査がおこなった。ここまでの議長役を務めていた堀内議長から午後の審議は羽山議長にバトンタッチすることが報告された。                                                          また、昼休み休憩について議事運営委員会から複数の役員選挙がある為、30分とされて休憩に入った。

昼食休憩後、経過報告と決算報告に対する質疑応答(2面に要約)があり、議長が採決を拍手で求めたところ圧倒的多数の拍手で承認された。引き続いて2014年度の運動方針案と予算案について太田書記長が提案した後質疑応答を受けたが、経過報告の続きの議論が繰り返され討論に移った。そこでは、高見代議員から提出された3本の動議について議事運営委員会の提起を受けて臨時執行委員会が開かれ、協議の結果、昼休み終了間際に代議員分の文書作成無しで提出されたこともあり、評議員会や次回大会に持ち越して議論することとなった。その結果を受けて、西支部の高見代議員から議論を持ち越すことを前提に三つの動議の説明がなされた。一点は清掃業者に就労するに当っての誓約書問題。二点は、56回大会における規約改正の手続き問題。三点目が二年前の新井組合員に対する統制手続き問題。更に、平和と民主主義を守る取り組みにおいて、安倍政権が進めようとしている憲法改悪、特定秘密保護法制定に断固反対していくとの補強意見が述べられた。 その上で議長が更に討論を求めたところ、意見無しということで方針、予算案に対する採決を挙手で行い、反対4、賛成54、棄権15で成立となった。

役員選挙は、執行委員長2名、書記長2名、会計監査3名、統制委員長2名の立候補で定数を超えた結果、副委員長以外は全て選挙となった。それぞれ簡単な立候補演説をして投票に移った。委員長は草苅脩二氏が45票、宮田政氏が26票。書記長は太田武二氏が55票、岡本明弘氏が17票。会計監査は宮内一郎氏が56票、鈴木信春氏が28票、星照彦氏が26票。統制委員長は篠﨑庄平氏が49票、橋上哲郎氏が21票という結果だった。副委員長は佐々木克己氏と浦田司氏で当選となっていることを含め支部選出役員名を野島選管委員長が読み上げて全体の拍手で確認した。そうした投票結果に会場内がざわついていた中で宮田前委員長から退任の挨拶があり、満場の拍手でここ4年間のご苦労を労った。

そして議長から外山執行委員に大会決議案提案の指示があり、読み上げられた後満場一致で採択した。続いて大会スロ-ガンを議長が読み上げ提案し、満場の拍手で確認。更に 大会宣言を緒方執行委員が提案し、満場一致で採択した。続いて 議長が大会諸役員を解任し、降壇した。最後に、草苅新委員長より閉会宣言がおこなわれ、団結ガンバロー三唱をもって午後4時20分、全ての議事を終了した。