去る3月17日、午後2時からタブレット根岸会館5階会議室において結成30周年を迎えた労供労組協の総会が開催された。冒頭の挨拶に立った伊藤議長(全港湾委員長)は、「派遣法の制定に反対する運動の協議会としてスタートした労供労組協が30年を迎えたなかで、当初から関わり続けているのは私一人になった。その派遣法が今国会で最終的ともいえる本格改正案が審議されることになっている。実は、その派遣法の制定と法改正に関連して労供事業の規制緩和や制度変更が行われてきた経過がある。そのことから言えば今回の改正に伴って私たちの労供事業についても本格的な法制定に向けて取り組んでいかなければならないと思っている。秋には、30周年の記念行事などを予定しているが、本総会において皆さんからの具体的提案をお願いしたい。」と発言された。
引き続き、横山事務局長から2013年度経過報告と2014年度活動方針案、同じく度決算報告と予算案、会計監査も併せて提起された。経過の議事の中では、労供労連、全港湾、電算労のほか参加組合からの報告と今回新たに加入した全国トラック労働組合からも報告を受けた。活動方針の議論では、太田副議長(新運転書記長)から30周年記念行事について記念誌よりもDVDの映像化、記念イベントなど概略の提案があった。
そして、各議案と新たな役員体制を満場の拍手で採択して総会を終えた後に、國學院大學の本田教授から昨年暮れから今年にかけて行われた運転、港湾、介護、コンピューター関係「労供組合員の意識調査」の中間報告があった。因みに、有効回答数728通の内、我が新運転組合員が216通と最高数だったことと仕事や組合に対する評価が概ね高かったことが分かった。