戦争をさせない東京1000人委員会主催・戦争への道をゆるさない6.23東京集会が
日比谷野外音楽堂で開催され、2500人が集まりました。
新運転から5名参加。
また6.23は沖縄慰霊の日であり、沖縄でも東京地本から3名が行動を行いました。
安保法制関連法案成立阻止!沖縄・辺野古新基地建設阻止!をサブスローガンに掲げた
この集まりには立憲フォーラム・社民党・沖縄平和センター・
第9次横田基地公害訴訟原告団からの来賓挨拶と、
全労協、壊憲NO!96条改悪反対連絡会議、東京地公労より連帯の決意が述べられました。
最期に集会決議・まとめ・団結ガンバロー!
平和を守る集いに是非ご参集・ご協力の程を。
(人材育成センター)
戦争への道をゆるさない6.23東京集会 決議
平和憲法の下で築かれた平和と民主主義を根底から覆し、この国を「戦争の出来る国」に作り変えようとする安倍政権は、5月15日、安全保障関連法案「平和安全法整備法案」「国際平和支援法案」を国会に提出した。
自衛隊を世界のどこへでも派遣し、海外での武力行使を可能にするこの法案は「平和」「安全」という表現を使い、あたかも平和維持の法案のように見せかけているが、本質は、昨年の7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定、今年4月27日の日米ガイドラインの再改定の集大成であり、戦争への道を開くことになる「戦争法案」そのものである。
国会で政府は、自衛隊が海外での武力行使を行っても「自衛隊員のリスクが増大する事はない」、多くの憲法学者が集団的自衛権は違憲であるとし、憲法審査会においても憲法学者3人全員が違憲としながらも、「まったく違憲でないと言う著名な憲法学者もたくさんいらっしゃる」など、誤魔化しの答弁を繰り返している。国会を軽視し国民を愚弄するものである。
安倍政権は、国会を延長しても政権を成立させるとしている。戦争への道を開き、憲法違反のこの法案の本質を隠したまま、数の力で「戦争法案」を成立させようとする安倍政権の暴走を今ここで止めなければ、いつか来た道を再び歩む事になる。二度と過ちを繰り返してはならない。再び戦争への道を歩んではならない。
今日6月23日は、沖縄県民にとっては、太平洋戦争における20万人以上の犠牲者の例を慰め、恒久平和を願う特別な日「慰霊の日」である。その沖縄で辺野古新基地建設が進められている。名護市長選挙、沖縄県知事選挙をはじめ、すべての選挙で辺野古新基地建設反対の意思が示されたにも関わらず、安倍政権は沖縄県民の民意を黙殺し、反対運動を弾圧し「粛々と」新基地建設を進めている。私たちは、民主主義を真っ向から否定し独裁的政治手法をとる安倍政権と対決する沖縄の闘いに連帯する。
この国の平和と民主主義は、最大の危機を迎えている今こそ、安倍政権の暴走、独裁を止めなければ、再び暗黒の時代、悲惨な戦争の時代を迎えることになる。私たちは、安倍政権の暴走を止め、平和と民主主義を守り、戦争をさせない運動を全力で進めるものである。
以上、決議する。
2015年6月23日
戦争への道をゆるさない6.23東京集会