ローキョー春秋【関西地本機関紙より】
新運転関西地方本部(関西職別労供)機関紙【連峰】476号が届きました。
コラム【ローキョー春秋】を転載します。
●安倍首相が訪米し、集団的自衛権講師を含む新たな「安全保障法制」を今夏に成立させると国際公約に掲げた。国会無視も甚だしく独裁体制を一気に押し進めましたな。この国の民主政治は破壊への道を歩んでいるねんで。
●明らかに「戦争法案」でっせ。憲法第9条破壊を企図し、さらに米国に隷属することの誓いであることを世界に知らしめたものである。これは許されへんで。
●来年衆参ダブル選挙が予測されてますな、国民の信頼回復は道半ばの民主党は、遅れを取る事なく民意の受け皿となって貰いたいねん。
●今一つ、この国を壊すことになる「派遣法改悪」であり、派遣期間の制限を大幅に緩和するものである。先号にも述べたんやが江戸時代の身分制度へ逆戻りしてんねん。「地方創生」「女性活用」を売り文句にする安倍はん。それやったらならんで「縮派遣」「廃派遣」に取り組めへんのや。
●もう一つは「残業代ゼロ法案」だ。一定所得以上と制限しても、ブラック企業が林立している現状からは、逆手にとって悪用することが広がり「過労死」や「鬱病」の蔓延が懸念されてますねん。働く者の安心社会を形成する政治を首長くして待っているんやけどね。
●アベノミクスは完全に破綻している。庶民の貯蓄率は1.3%減、実質賃金は22ヶ月連続マイナス、働く者の生活がいかに苦しいか、安倍はんよ。斟酌しなはれ。ぼんぼん育ちにはやっぱり無理ですわ。
(太字は人材育成センター)